テスト対策論2.0⑥

勉強の仕方は人それぞれですよね。
僕は勉強を教える立場ですから、なるべく知識や問題を忘れないように 毎日問題を解き、参考書を開いて暗記します。
ただ、年をとるにつれ(まだ若いと思っていますが笑) 、
勉強スピードはだいぶ衰えたかなと感じています。
昔は一気に100ページくらい進めた勉強も、今は難しい。
だから、毎日ちょっとずつじっくり進める勉強の仕方をしています。
この場合の大事なことは必ず毎日継続することですね。
そこで今回のテスト対策論は、
(6)計画を立てる
これ、難しいですよね。
大人でも難しいと感じると思います。
何が難しいかというと、「計画的に勉強しなさい!」 とか言われるけど具体的にどのように計画を立てればいいのかその方法がわかりにくい。
そこで少しだけ、計画の立て方のポイントを示しておきます。
①仕上げる期日(テスト本番や提出物の提出日)から日数を逆算して何日、何時間の猶予があるかを把握する
②自分の勉強ペース的に1日にどれくらい進めれば余裕で終わらせて、復習もできるかを計算する
③②の計算で、1週間分の予定を立てる。ただし、予定が上手くいかないことを想定して1日だけ何もしない予備日を作っておく
④1週間分の計画を何が何でも実行して確実に遂行しようとする
⑤1日に余裕があったときは、予定の勉強量よりも多めに進めておく
以上です。
あとは個人の性格によりますが、 若い小中高生にお勧めなのは、 限界までとことん急ピッチで先に進める計画です。
意外に毎日ちょっとずつは小中高生には向かないことが多いです。
ただ、 人それぞれなので 毎日コツコツ計画の方が進められる人はそれで大丈夫です。
一度実施してみて、試行錯誤しましょう。
上で示した計画の仕方は紙に書いておき、毎日確認できるようにするなどの工夫をするとより良いです。
もちろん、ギリギリの計画では計画性が最初からないと言えるので、一か月くらいの余裕をもって計画を検討してください。
そして、④にも書きましたが計画的な勉強で最も大事なことは「計画を実行する意思」です。
とりあえず一回、計画通りがんばってみましょう!