ヒマタギ

どこの塾にも確認テストはあると思いますが、その厳格さに塾の姿勢が表れます。
よくあるのは形だけ確認テストをして合格点に達していようといなかろうと終わるタイプです。
または、合格しなかった場合にその日限りの居残りや一度限りの追試をして、後は自分で復習するように伝えて終わるお任せタイプ。
他に、追試は何度でもするけど自己申告制なので最終的に合格できなくても生徒の責任タイプです。
結局のところ、塾も塾の先生も確認テストの管理が大変なので指導実績のアリバイ的に実施してあとは知らんぷりを決め込むのが常です。
中村適塾は生徒指導において誰にも負けない狂気の熱意を注いでいるのでどんな場合でも全員が合格するまで責任をもって付き合いますよ。
その象徴の一つが、通称「日跨ぎ」(ひまたぎ)です。
ウチの確認テストにはいくつか細かいルールが設定されていますが、その中には期限についてもあります。
例えば期限までに合格できない場合の対処例として、「合格するまで居残り」があるのですが、これが長々と続くと夜の0時を過ぎて日を跨ぎます。これが日跨ぎです。
もちろん保護者の方の了承を得て実施されますが、生徒の誰もが体験したくない現象の一つですね。
私も当然ながらそんな時間まで付き合いたくないですが、それだけ最後までがんばることの重要性を伝えたいのと、トコトン徹底的に付き合う指導の表れとしています。
念のため言っておきますが、事前に伝える勉強方法やスケジュールのコツを実践してもらえれば、まず間違いなくそこまで居残ることにはならないのでご安心ください。