メモする①

中学生や高校生は学校の定期テストが近づいて来ました。
教室でも確認テストに追い込まれる生徒が出始める頃合いです。
塾生には頻繁に伝えていることですが、そもそもテストに「追い込まれる」状況になってしまっている段階ですでに計画倒れであり、自分自身の勉強方法に問題がある証拠です。
ウチの確認テストシステムはおそらく一般的にイメージされる確認テストよりもかなり精細なシステムになっています。
どうすれば合格できるかの勉強方法を明確に示していますし、単純に確認テストに合格していくだけで基本事項の実力は間違いなく定着しますし、何より勉強習慣や学習計画が自然に身に付く仕様です。
ただそれでも上手くいかない場合があるわけですが、それは①実行していないか②実行の仕方が間違っているかです。
①をこじらせている生徒の場合は長期戦となりまして難易度が高いのですが今回は内容的に割愛します。
②の場合の生徒で先日こんなアドバイスをしました。
確認テストに合格したいあまりに矢継ぎ早に追試を受けようとします。
私は自慢じゃないですがテストを受ける前にその生徒がテストに合格するかどうかわかります。
ほぼ100%的中します(もはや特技です)。
ですから連続して不合格になりそうなときは受けさせません。
まずテストの見直し、解き直しの方法をチェックして改善部分を指摘します。
今回の生徒は理科で地震の計算方法を何度も間違えていました。
授業でも解説して確認ストでもすでに出題している問題です。
数字が異なるだけの同じ問題をなぜ間違えるのか?
一つは「解法手順を明確にしていない」があります。
頭では何となく理解して覚えている気がするけど、、、うろ覚えというやつです。
こういう場合はまず「手順を紙にメモする」を試してください。
自分で解法を一度言語化してみるわけです。
これだけで驚くほどスムーズに解けるようになります。