古典文法

今年の春からオンラインで古典文法を勉強し直しました。
事前に何冊か試しに参考書を買って自主学習をしてみたのですが、
やはり「受験指導」という観点から「教える」上でのポイントを会得するためには本物から教わるしかないと思い立ち、ある有名な国語の先生にご教授を依頼しました。
こういった場合、いわゆる同業者ですからたとえお金を払うとしても断られることがけっこうあるのではないかと思います。
塾予備校の先生というのは良くも悪くも孤高の人が多いですし、自分の手法が「ふつう」だとしても企業秘密化して他人には教えたくない人が多いです。
この先生、過去には小説を執筆していた文豪でありながら、現在は中学受験から大学受験までの現代文、古文、漢文を専門に指導して多くの受験生を難関校の合格へ導いている本物の方です。
思い切ってお願いしてみるとあっさり快く引き受けていただけました(よかった)。
ひとまず夏休み前までで一通りの受講を終えたのですが、改めて「教わる」ことの重要性を感じた半年でした。
今は多種多様な参考書や問題集がたくさんありますし、授業動画もネット上には大量に溢れています。
しかし、対面やオンラインで実際に直接「教わる」効果は絶大です。
同じ範囲を勉強して、同じ内容の知識を習得するにしても人から教わることでなぜか「スッ」と淀みなく脳へ入ってくる瞬間がありますし、忘れにくさがあります。
私もより一層精進したいものです。
私信ですが、大泉先生、大変ありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたします。