チェンジオブペース

ウチの講師陣は実はなかなか優秀です。
学力もそうですが最も素晴らしいのは塾長の要望通り、生徒たちに親身に寄り添ってくれるところです。
主に高校生の質問対応を担当してもらっていますが、よく働き、よく塾長の無茶ぶりにも対応してくれます。
私も学生講師をしていたので経験がありますが、彼ら学生講師の最大の武器は「学生であること」です。
その若さゆえに生徒と年齢が近く、問題が起きる場合もありますが、それは完全にその塾の教室長や塾長の教室設計や管理体制に問題があるためです。
彼らは生徒と年齢が近い上に、ついこの前まで自分も高校生だったため生徒の気持ちがよくわかりますし、生徒たちも質問や相談がしやすいです。
そしてウチの講師たちは、その質問や相談に真剣に対応します。
例えば、授業時間が過ぎて帰る時間になっていても必要であればきちんと最後まで付き合います。
もちろん中村は彼らへのリスペクトとして彼らが教室にいたすべての時間分に給料を払っています。
塾生たちも「やさしくて面白い」と言ってくれていて概ね好評ですが、「やさしい」ゆえにたまに指導へのスパイスが足りない場合があります。
授業にはときに緊張感が必要です。
ほどよいプレッシャーの中で生徒たちは成長します。
そんなとき、空気を察した悪魔が天使の代わりに登場します。
講師たちもよく言っていますが、「空気が一気に緊張感に包まれる」らしいです。
何事にもバランス、オンとオフの緩急、メリハリが必要ですよね。