家塾は家のような存在
塾生の中にはとても長く通塾してくれる生徒がいます。
私は小学生から高校生まで指導しますから長いと6~9年間の付き合いになる生徒がいるのです。
塾生とも話題になったのですが、幼少期から通っている習い事があったら中学生でもすでに10年以上そこに通っているわけです。
それと比べたら塾なんて短い、、、と思うかもしれませんが、塾は単純に通っている期間だけではその「長さ」を測れないと思うんですよね。
塾は教室にいる時間が長いんですよ。
例えばピアノ教室や書道教室、水泳教室って、1回の時間は大体60~80分でしょう。そしてほとんどの場合で週に1回か2回です。
これに対して中村適塾だと中学生なら主に週3回、1回の授業は160分。年に5回ある定期テストの5週間前から1日7時間以上の特訓授業があり、確認テストの追試や自習、季節講習会での長時間授業も入れたら1年間に生徒が教室にいる時間は他の習い事とは比べものになりません。
ましてや高校生なんて通い放題で平日は毎日3時間以上、土日は7時間以上いる生徒が普通にいます。
たとえ通塾期間が短くとも、実際に教室にいる時間ははるかに長いです。
ましてや個人塾の塾長なんてやたら熱心に塾生を直接指導しますから、時期によっては生徒たちは家族や友達よりも塾長と過ごします(嫌々の可能性が高いですが)。
そうなると塾の先生の責任は大きいなと思うわけです。
一時的ではありますが、生徒たちにとって特別な「家」のような存在になるわけですから。
ときには失敗もありますが、
今日も彼らにとっての道標になれるように頑張ります。