小学生指導②集中力の鍛錬

無理に塾に通う必要はない話をしましたが、
小学生から塾に通う場合の最大のメリットは「集中力を鍛える」にあります。
塾でなくともいいのですが、高学年の場合は塾に通うのが効率的です。
低学年ならおすすめはピアノ教室です。
ピアノ教室はずっとイスに座って約1時間のレッスンを受けなければいけません。
しかも目の前の楽譜を見ながら鍵盤をたたくという大人でも集中力を必要とする所作を繰り返すわけですから集中力が鍛えられるのは当然です。
科学的にも指先を使った楽器の演奏は脳の発達にもよいとされています。
私は過去に後悔をしない人間なので、あのときに戻りたいとか思ったことがないのですが、もし幼少期に戻ったならピアノやギターなどの楽器演奏を習いたいです。
私の指導経験上も、小学生を卒業するまでにピアノを習っていた生徒は勉強に苦労しない子が多いです。
さて、そんな集中力は高学年になるにつれて身につけるのは大変です。
大人になってから集中力をつけろとか言われてもどうすればいいかわからないですよね?
というか、わざわざ大人になってから何かに耐えながら集中力を鍛えたくないと思ってしまうのが大人です。
しかし、集中力はあらゆる場面でその効果を発揮し影響します。
勉強は計算や暗記など、すべてにおいて集中力を鍛える要素がてんこ盛りです。
集中力を早い段階で鍛えるだけでも小学生の塾通いは意味があります。