小学7年生

早ければそろそろ中学1年生が中学生らしくなってくる頃ですね。
ん?どういうことかわかりませんか?
私は毎年中学1年生に一見勉強に関係なさそうでも実はとても勉強に関係していることをいろいろと説明します。
勉強に関係というより生きていく上で大事なことともいえます。
おそらく今の時代このあたりをくどくどと懇切丁寧に伝えて何度も注意する塾の先生は絶滅危惧種と思いますので、そういう意味でもウチの教室に通う意義があるとひそかに自負しています。
例えば「中学生としての振る舞い」です。
中学生や高校生になっていく中で生徒たちは少しずつ保護者の方の手を離れていきます。
必然的にあらゆる点で親御さんが管理する、把握するのが難しくなりますので自然現象です。
ともすると、
子どもたちは自分で自分のことを管理する、把握する必要が出てきます。
「自分のことは自分でやる」というやつです。
ただ毎日の食事や洗濯などはなかなか難しいでしょうから、まずは自分の勉強や学校関係のことを自分でやろうね、となるわけです。
親離れ子離れは生徒を成長させます。
教室でも小学生なら百歩譲って仕方ありませんが、中学生なら自分の宿題や確認テストの予定、進捗具合を自分で管理調整することを促します。
しかしこれがなかなかできない中学生が現れます。
先日も「僕はあと何の確認テストが残っていましたか?」
いや、知らんがな(ホントは知っています)。
こんな質問をしているようでは中学生といえず小学7年生や8年生のままというわけです。
教室では入塾するとこういう点から指導が入ります。
勉強は何となく机に向かって形だけ授業を受けていればいいものではありません。
塾に通っても全員の成績が上がらないのはなぜ?なんて論題が上がるのはこんな点を見逃しているためです。