自分の原点
昨日は寒さに弱くなった話をしましたがそれでも継続していることがあります。
腕まくりです。
塾生は当然気付いていると思いますが、中村は一年中ワイシャツを腕まくりしています。
(夏は半袖なのでできませんが腕が出ているのは同じですね。)
他の記事にも書いていますが、私は大学1年生で学習塾の講師アルバイトを始めました。
集団塾だったので最初に1か月間の厳しめな研修期間がありまして、そこで初めての「模擬授業」(実際の授業を想定して他の研修者や指導講師を生徒に見立てた授業)を行いました。
そこでの私の初々しい工夫が「腕まくり」でした。
教え方なんてまだまだよくわからない段階ですから、習ったばかりの基本を忠実に実行するくらいで限界なので、何か形だけでも他に工夫しようと当時は考えたのでしょう。
ほら、腕まくりって気合いが入っているように見えますよね?
(・・・え?アホじゃないですよ。アホっぽいですけど笑)
それで模擬授業の結果ですが、これが嘘のように好評でした。
ダメ出しはもちろんたくさんありましたが、厳しい指導講師からはいい評価をいただきました。
そして、もっとも評価をもらった点が「腕まくり」だったのです。
次の模擬授業時には他の研修者たちも全員が腕まくりをしていたので全員で爆笑でした。
あれから16年。
授業時には必ず腕まくりをしています。
雨でも雪でも関係ありません。
純粋な自分の原点を忘れないように。