退職代行

新年度になって1か月ですがすでにリタイヤした新社会人が多くいるみたいですね。
流行りの退職代行が大忙しという報道を見ました。
いつ頃からなのか「苦しかったら逃げる辞める離れる」みたいな風潮が一般的になりました。
時代の流れでしょうか。
私が子どもの頃でもそんなの認めてもらえませんでしたので不思議な感覚です。
大人になってしまってから精神力を鍛えようとしたら、修行僧みたいに山籠もりとか寺に入るとかしないといけないと思いますので諦めて逃げるのは得策でしょう。
逃げるが勝ちというやつです。
とりあえず今なら選り好みしなければ仕事はたくさんありますからね。
しかし子どもの内はできる限り嫌なこともがんばって継続した方が長い人生で有意義だと思っています。
大人になると嫌なことや面倒なことが山積みになることもありますけど、自分のためでじゃなく誰かのためにがんばる必要も出てきますし、毎回投げ出していたら自分で生活していくことも困難です。
とはいえ苦しいときもあるかと思いますので、そんなときは誰かの支えを頼ればいいのではないでしょうか。
頼ることができるのは子どもの特権ともいえます。
周りの大人としてはこんなときの支え方に注意を払いたいところです。
優しさをは履き違え、何にでも寄り添うことが思いやりとはいえないところが難しいところです。
勉強の話をするなら、
経験上これまでに逃げ出したような形の生徒でその後大きく実力を伸ばして飛躍した生徒を見たことも聞いたこともありません。
人は嫌なことや面倒なことから目を背けたいと思うものですが、その中に本当に大事なものが混じっていたりしますから面白いですよね。