反転授業

この春から中学生の授業の形式を一部変更しました。
それが「反転授業」です。
本来は塾で受ける授業においてその単元を初めて勉強します。
そこで事前に予習をしていく塾があるかと思いますが、その予習に授業動画を導入して予めその授業動画を視聴してくることを前提とした授業=反転授業です。
20年くらい前から存在している授業形式なのでご存知の人もいるかと思います。
意外に多くの塾予備校で採用されています。
メリットは内容の大枠を生徒が把握した上で授業を受けてもらうので、理解がより深まります。
また、基礎的な内容を確認する形で進められるので同じ授業時間で発展的な内容まで触れられる可能性があります。
デメリットは生徒の負担が増えることです。前もって動画を視聴する時間が必要になります。
このデメリットを解消した今回の試みが「授業内反転」です。
中村適塾の授業は他塾と比べて授業時間が長めです。
これは何度も書いていますが勉強には絶対的な勉強時間が必要であり、この時間量は小学生→中学生→高校生へと長くなっていきますから、早い段階で長時間学習に慣れる必要があります。
また、なるべく勉強そのものを「塾の授業内で完結」する形へ目指しているため授業時間は長めです。
この長めの授業時間を活用して授業内で授業を反転しました。
とはいえ授業で動画を視聴するわけではありませんが、そこが工夫です。
理論上は復習回数が増えて理解度が増すはずなのですが、はたして効果のほどはどうでしょうか。。。
今年の目玉のひとつです。