初動を早める①

勉強を得意にする行動で心がけてほしいことは勉強の「初動」です。
勉強が苦手とか成績が振るわない人は自分の能力に絶望する前にあらゆる行動を見直すべき、
というのが私が常に言うところです。
何でもかんでも自分の脳みそのせいにするのはやめましょう。
自分自身の行動と思考を見直してみると多くのことが好転していくものです。
例えば勉強しなければいけない事情があるとします。
勉強が苦手な生徒はこの「勉強する」という行動に移るまでの「初動」が異様に遅いです。
いつまでもスマホをいじりダラダラしたり、ソファやベッドの上でゴロゴロします。
「そろそろ勉強しようかな」の状態を永遠5時間くらい続けます。
気づいたら夕方や寝る時間になっていて試合終了みたいな現象を日々繰り返す迷宮です。
「勉強方法がわからない」や「どこが重要なのかわからない」とか言う前に勉強行為そのものを始めなければ何も始まりません。
勉強の初動が遅い人は「スタートの瞬間」を決めましょう。
簡単なのは時刻です。
「5時になったら勉強する」とか「このyoutube見終わったら勉強する」とかです。
休憩する場合はキッチンタイマースマホのアラームを使って時間を決めて休憩しましょう。
やみくもに休憩すると無限休憩になってしまいます。
コツは「何があっても時間になったら必ず勉強行為に移る」ことです。
自分の行動を律することが苦手な人ほどこれを肝に銘じてください。