自分基準を高める①

4月があっという間に過ぎ去りまして気付いたら5月もまもなく終了です。
教室では新しく入塾した生徒たちもようやく勉強リズムが整ってきたかと思います。
勉強に限らずスキルアップを目指すなら技術として具体的な方法を身に付けていくことは大事ですが、それ以上に自分の意識を高める、あるいは改めることが重要になります。
意識改革については「意識を変える」でも書きました。
勉強が得意な子、勉強で成果が出やすい生徒にはいくつか共通点があるなと思っていますが、その一つが「普通基準の高さ」です。
学校の宿題があったとして、の〇太君やカツ〇君のようにその宿題をギリギリまで残しておいて最悪の場合は忘れるという生徒がいますが、逆に宿題をもらって早々にすべて終わらせる生徒もいます。
根本的な性格の違いもありますが後者の人たちは普段からの「普通」の基準が高いのです。
宿題は早く終わらせて余裕をもっておくのが普通、
遅刻や忘れ物なんてしないことが当たり前で普通、
勉強は普段からコツコツ計画的に進めるのが普通、
範囲がせまい確認テストは全問正解するのが普通、
このように「普通」基準がそもそも高いのです。
ここにあまり「どうして?」の理屈がないことが多いですね。
それが普通だからとしか言いようがないのかなと思います。
自分を追い込みすぎるもまたよくないですが、人は子どもも大人も自分に甘くなることが多いように思います。
のんびり生きることも重要ですが、もし自分を高めなければいけない機会が巡ってきたら、積極的に自分の普通基準を高めてください。