テスト対策論2.0①

突然ですが映画は好きですか?
ちなみに私はけっこう好きな方です。
邦画も洋画もどちらもよく見ます。
アニメなんかも割と見る方だと思いますね。
ホラーは若干苦手です。
どちらかといえば王道的なわかりやすいストーリーが好きです。
どこかで映画の紹介でもしたいなと思います。
さて、
今回から何回まで続けるかわかりませんがテスト対策の在り方について書いていきます。
テスト対策の具体的な仕方にも触れながら学校の定期テストとの向き合い方や考え方を話していければいいなと思います。
やや塾生向けの発信になるかもしれません。
(1)テスト対策がテスト勉強ではない
「ん?」って思いましたか?
でもこれが真実です。
多くの塾で「テスト対策」という名の下にテストのための勉強期間を設け、そこで集中的に勉強するように促します。
たしかに、
テストに向けて一所懸命に勉強することは大切です。
中村適塾でもテスト対策として「特訓期間」をつくります。
しかし、
「テストが近くなってきたから勉強しよう!」という姿勢は危険です。
その期間だけ勉強すれば何とかなる習慣が染みついてしまいます。
小中学生のうちはそれで何とかなってしまう点が大きな落とし穴です。
高校生以降や大学入試を見据えた場合、
テスト前の2~3週間を毎日のように勉強してもほとんどの場合で何ともなりません。
かろうじて平均点の山を積み上げていく程度です。
そして言わずもがなですが、そんな短期学習では勉強内容を長期にわたり定着させることは不可能です。
よって、本当にテストで結果を出すならば、
高校入試や大学入試を考えるならば、
意識の上では「テスト対策」という考え方を捨ててください。
普段からの勉強すべてがテストに繋がっているのです。
ただ、
例えば五教科すべてを普段から勉強するのはなかなか最初は難しいですね。
ですから、最初は2教科から始めましょう。
ほとんどの人は英語数学がいいかと思います。
2教科だけでもいつでもテストを受けられるくらい普段から仕上げていたら、
他の教科に割く時間も増え、全体的にテストへの余裕が生まれます。
その「余裕」が、より高みを目指す「機会」を生み出します。
普段から、日常から、ちょっとずつ頑張る習慣を身につけましょう。