塾に求められるもの
塾にもっとも求められる要求はもちろん「成績を上げてほしい」だと思います。
ただこの成績を上げると行為は非常に難しいんですよ笑(←笑いごとじゃない)
いまだに分かりやすい授業を受けたら(そんな授業をすれば)、生徒の成績が上がると思っている人がいますが、それならひたすらyoutubeでいい授業を見ていればいいわけです。
でもそんなんではほとんどの場合で上手くいきません。それで成績が上がる生徒はごくわずかです。
では実際の成績が上がる過程はどんなものか?
それはとても地道な反復活動の繰り返しです。
数学の計算でいえば、
計算方法を覚える→自分で計算してみる→答え合わせをする→間違った問題を再検討→同じ問題を解いてみる→わからなければ調べる&質問する→確認テストをしてみる(受けてみる)
これを一人で精密にできれば何も問題ありませんがこれを正確に実行できる小中高生は日本全国に極めてわずかしか存在しないと思います。
でもですね、この過程を一緒に伴走してくれるコーチやトレーナーのような存在がいたら意外に多くの人が頑張れるんです。
そうです。そんなときに塾の先生は心強い味方です。
保護者の方ならわかると思いますが上記の勉強過程はとんでもなく面倒です。それも親子だとすぐにケンカにもなる。
塾の先生に求められているのはこういう「面倒だけど非常に重要な微細な過程」だと私は考えています。
わかりやすい授業は前提として塾長の中村はこの微細な過程に異常にこだわります。