小学生指導①塾の必要性

「小学生から塾に通うべきでしょうか?」という保護者の方からの質問をたまに受けます。
正直に答えると「うーん、わからん」というのが本音です。
小学生の場合は保護者の方の教育方針や価値観が大きく関係してきます。
例えば最近もますます人気が高まっている中学受験なんかもきっかけは保護者の方の考えによるものでしょう。中学受験する友達がいたとしても小学生が自分から「中学受験したい!」とはまずなりませんからね。
塾の塾長としておかしな主張かもしれませんが、私個人の意見としては「小学校のテストで100点満点を連発してくるなら塾なんて通わなくていい」です。
100点満点なんて基準が高すぎる!と思った人はぜひ小学校のテストを自分で解いてみてください。
担当の先生が気合いを入れて自作したテストでもなければ満点を取って当たり前のレベルです。
少しばかり勉強が得意な生徒であれば、宿題とかを真面目に取り組まずとも学校の授業だけで高得点が取れます。
そうでなくとも、学校の宿題を真面目に解いて練習している、暗記している生徒なら大丈夫です。
もし小学校のテストで80点以下を頻発してくるならちょっと気にして勉強を見てあげたほうがいいですね。
特に小学5、6年生だと今後の勉強が危うくなります。
保護者の方で「子ども自身が勉強で困らないようにしてあげたい」と思われる場合は中学生になる前の小6終わり頃に塾を検討するのがおすすめです。
ただこう書きますと、塾は勉強に困ったら行く場所のように伝わってしまうかもしれませんが、実際はちょっと違います。
私がこの記事を書く10分前に授業をした小学生は分数の割り算(計算20問程度と文章題2題)を3分程で解いて全問正解でした。しかも初めての単元です。
現実は厳しいものです。