核心を突く
ちょうど中1や中2が授業を再開して、新しい単元に入りました。
中1は英語で不定詞。中2は数学で合同証明です。
このあたりの単元は頭の使い方がやや今までと違ってくるので、一般的に苦手にする中学生が増えると言われています。
でもですね、ウチの塾生でここらへんを苦手にしている塾生はホント少ないんですよ。
もちろん苦戦する生徒はいますが、比較的スイスイ進みます。
なぜか?
一番最初に核心を突くからです。
私は常にどの教科、どの単元でもこの点を重視しています。
すべてにおいて上手くいくわけではありませんし、結局塾生側の反復練習は必要なので魔法のようにはいきませんが、単元においては抜群の効果を発揮します。
不定詞なら、不定詞とは何かを品詞レベルでその扱い方を説明します。中1では中2で勉強する不定詞の導入部分しか出てこないので、単に解くだけならそこまで深掘りする必要はないのですが、何でも最初が重要ですし、大体5つのことを理解していればすべて同じように対応できるので気が楽です。
合同証明は証明文を書くことに注目してしまいますが、証明文はどうでもいいです。
覚えることは色々ありますが、導入から複雑な合同証明問題までするべきことは3つだけです。
このへんの核心がわかっていれば全部同じです。この同じマインドで挑めるというのが勉強する上での余裕を作ります。
核心を突いていくと、勉強そのものの核心が見えてきます。
どの勉強も同じだな。と考えられるようになったら大きな成長です。