〇打ち
〇打ちに自信ありますか?
〇打ちって実は非常に難しい行為です。
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え?〇打ちって何って?
「〇つけ」(答え合わせ)のことです。
関西の方は〇打ちということが多いようです。
そんな豆知識はどうでもいいとして、
答え合わせはきちんとできますか?
「そんなことくらいできます!!」
という生徒は多そうですが、
意外にそうでもないですよ。
漢字の見間違いや英単語のつづりの見間違い、
数字の符号の確認ミス…などなど。
確認テストをするだけで、
生徒による答え合わせミスは山ほど出てきます。
代表例として、
社会で、
「福沢諭吉」を
「福沢論吉」と書いているとか、
最近も英語で、
「guitar」を「guiter」としているとか。
見間違えて〇にしてしまう、
勘違いで覚えていて〇にしてしまう、
なんてことはよくあります。
「空耳」ならぬ「空目」ですね。
小学生や中学生に多い行為ですが、
惰性で〇をつけてしまいがちです。
「たぶん」正解しているとか、
「パっと見て」こんな感じの答え、
みたいなことです。
ただの答え合わせだからとバカにできません。
答え合わせを間違えると
誤った情報を身につけてしまい、
手間も時間もロスしてしまいます。
また、
答え合わせが苦手な生徒は、
問題文を読み間違えたりして
テスト本番でもポロポロと点数を取りこぼします。
あまりに酷い場合は、
「指差し確認」が有効です。
自分が読んでいる文にペン先や指先を這わせてください。
精度と集中力が格段に上がります。
ただし、
自分でそんなことができれば不注意になんてならないので、
最初は誰かが指差し確認自体をしつこく確認する必要があります。
こういう細かい所作の確認こそが強固な基礎力を生み出します。
自分は大丈夫だと思う人も、
十分に気をつけてください。