勉強の大半は暗記②
毎日ブログを宣言しての最初から時代に逆境するような暗記主義の話を展開していますが土台となる知識がないと何もできなくないですか?
私は法学部の出身で意外(?)と法律学を真面目に勉強していた学生でした。面白いんですよね、法律的考え方って。
憲法にしても民法にしてもそうですが、私が専攻していた行政法なんて行政法のすべての根底である「法律による行政の原理」を様々な判例とともに覚えないと何ひとつ議論になりませんし議論の輪に入ることすらできません。
大人になって社会で働き出したらどんな仕事でも基本的な業務内容、そこに付随する専門的知識、あるいは共に働く同僚やお客さんの顔や名前、、、覚えること、いや覚えた方がいいことは山積みです。
暗記を推すと様々な批判に合いますが、私は塾の先生なのでその見地からすると暗記からは絶対に逃げられません。特に小学生や中学生の内に自分の興味がないことも一所懸命に覚えるトレーニングをしておかないと高校生になったとき、その異常なほどの暗記量に絶望することになります。
もちろん理解も重要ですが、いきなり最初からは理解できないことが勉強には起こります。でもそんなとき、それでも諦めずに一つ一つの事項をコツコツ覚えていきましょう。よくわからなくても覚えてみることが大切です。すると不思議なことに「ん?もしかしてこういうことか?わかったかも!」の糸口の瞬間がやってきます。