正月くらい休む?
今回の冬期講習会では1月1日~3日だけは教室を休みにしました。
さすがに受験生でも親戚の家に出向くご家庭は多いですし、ご家族の方にも休んでもらいたいからです。
その一方で、正月も休みなく教室を開けている知り合いの個人塾もあるので「ぐぬぬ…」とは少しだけ思います。
最近のネット記事で読んだのですが、現役東大生に「正月は勉強を休んだか?」のアンケートをしたところ、「4割の人は休んで6割の人が勉強していた」という結果だったようです。
やはり関係なく勉強した人が多かったみたいですね。
まあ、東大を目指すような高校生は呼吸をするかのように自然に勉強するでしょうから当然かもしれませんが、この6割の人たちは天才型というより努力型の人が多いのではないかな推測します。
勉強で天才型の人はまさに異次元です。
一般多数の人は真似してはいけません、いやそもそも真似できないレベルなんです。
英単語2000語なんて1週間もあれば完璧に覚えますし、数学の解法なんて参考書の説明だけで一人で理解できます。正月の段階では過去問15年分くらいは余裕で一通り解き尽くしてしまっていて、ヘンテコな難題を探しては遊び半分で解いたりして時間を持て余し、毎日麻雀したりする余裕があったりします。
そういう天才型じゃない限り、最後まで気を抜いてはいけないのです。
もちろん価値観は人それぞれです。
例えば高3の正月も人生で一度しか来ません。人によっては大事な節目かもしれません。
そして当然に高3大学受験も一度きりの勝負の瞬間です。ダメなら浪人の崖っぷちかもしれません。
どれがその人の人生で正解かは誰にもわかりませんが、私なら塾生には後者を選択してほしいですね。
先日、ウチの現役の高3生も言っていましたが「勉強は人生を変えられる」からです。