宿題と向き合う①

前回は宿題の重要性について書きました。
宿題は嫌かもしれませんが目的や狙いを意識するとその必要性がわかり、
取り組み具合が変わってくるものです。
効率よく復習できればそれだけ自分の負担は少なくなります。
前向きに考えて積極的に宿題と向き合ってみてください。
では、
今回は続きとして復習方法(宿題をする方法)について紹介しましょう。
すべてを紹介するのは大変なので、
意外にできている生徒が少ない代表的なものを3つご紹介します。
①答え合わせはすぐに行う
これ。
意外にできていません。
例えば何ページも大量の問題を解いてから後でまとめて答え合わせをしてしまうとか、
していませんか?
最近の問題集はとても丁寧にできています。
問題の配列も段階的かつ類題別に並んでいたりします。
それなのに、
数ページにわたり大量の問題を解いてから答え合わせをしてしまうと、
間違いを改め、次の問題で改善しながら進めるという機会を自分から失ってしまいます。
よって、苦手な教科や単元ほど、
1ページごとや大問1題ごとに答え合わせをしましょう。
②間違えた問題はすぐに解き直す
答え合わせをして間違えた問題はすぐに1回解き直しましょう。
このとき、答えを見ながら解き直す生徒がいますが、絶対にダメです。
「自分で解いている錯覚」に陥ります。
間違い直しの段階で解法内容を理解し、
覚えるものはそこで完璧に覚えた上で、
何も見ずに自分の力だけで解き直してください。
さらにアドバイスをすると、
間違えた問題には☆マーク1つ、
解き直しも間違えた問題は☆マーク2つ、
などのマーキングをしておくと、その後の復習が効率よくできます。
③早めの復習を繰り返す
これはあくまでも目安ですが、
勉強したことを、
1日後、3日後、6日後、、、
という具合になるべく短期間で復習します。
問題を解き直すなり、
覚え直すなり、
何でもいいです。
暗記でいうなら、
覚えるのが苦手な人は毎日のように復習することが大事です。
面倒だと思うでしょうが、
繰り返さずに中途半端にしておくからいつまでも面倒になります。
人には「慣れ」がありますので、
勉強も暗記も復習も慣れてくると意外に苦ではありません。
慣れるまで辛抱して継続しましょう。
というところで、今回はここまで。
本当はもう少し多岐にわたり詳細を紹介したいですが、
中村適塾の入塾生のためにまだとっておきます笑
いずれにせよ、
宿題をネガティブに考えず、
ポジティブに活用してもらえたら嬉しいです。