定期テストは結局準備した者勝ち
中学生は期末テストが終わりまして素点を少しずつ確認しています。
みんな本当にお疲れ様でした。まずはゆっくり休みましょう。
それにしても毎年思いますが2学期期末テストは大変です。
どの教科も単元のレベルが高まり、明らかに時間がない中で仕上げなければいけません。
定期テストは完全準備型のテストです。
その準備とは何か?
すでにブログで書いていますが、とにかく「暗記」です。
勉強している中学生はみんな必ず気づきます。
期末テストは実技テスト(いわゆる副教科)もペーパーテストがありますが、完全暗記テストです。
教科書や資料集の隅から隅までをどれだけ脳に詰め込んでいるかを学校の先生も確認してきています。
資料集のはしっこにある老眼の大人には見るのも苦しいような細かい字で書かれた表の中で、「トイレの明るさは〇〇~〇〇ルクス」、「リビングは・・・。」みたいに数値がズラーっと並んでいますが、これを全部覚えないといけません。発狂ものです。
ただ、
「こんなの覚えてどうするの?」という反論は違います。
そもそも定期テストはこういうテスト。日々の学習の中でどれだけ期限までに「準備」したかをチェックしているのです。「何の意味があるの?」みたいなことをテストで点数が取れない人ほど言いますが、そんなことを言っているからできないのです。
もちろんこんなテストの善悪は賛否両論あります。私も塾の先生ですが多少の疑問はあります。
ですが、現行の仕組みではこのテストで点数を取りにいかないといけません。
そして、それに「適応する」ことは重要な意味を持ちます。
前にも書きましたが、高校生の勉強の暗記量は半端じゃないです。
そういう先々の勉強に適応するためにも、暗記力を鍛えるのは大切なのです。
暗記が苦手?
大丈夫です。誰よりも早くから何度も何度も復習して準備しましょう。
数学で理解ができませんよ?
大丈夫です。どうしても理解できないならまずはパターン問題を単純に解けるようにしましょう。これも何度も反復練習して覚えましょう。最初からすべてを理解しようすると苦しいです。不思議に思うかもしれませんが、あとあとで理解できることが勉強では常に起こります。