勉強は遅れないことが大切

最近新学年へ向けた入塾が多いので改めて思います。
勉強は上に向けて這い上がるようなイメージを持つかもしれませんが違います。
違いますというのはちょっと語弊があって、
遅れが出てしまっている場合は仕方ないので遅れを取り戻すために這い上がる、復習する勉強が必要で遅れを取り戻すわけです。
でもこれが非常につらいです。
現在進行中の単元を勉強しながら復習単元を進めるオーバーワークもつらいですが、中3で中1の内容を復習するというような精神的なつらさもあるからです。
したがいまして、
勉強でもっとも楽な道は「遅れないようについていく」です。
そのときに完璧でなくてもいいから少しでも勉強しておくだけで楽になります。
後からの取り戻しも比較的早いです。
一度完全に立ち遅れてしまうと人は変な諦め癖が出てきます。
いくらやってもわからないから「やーめた!」と言ってリタイアします。
こうして自分から奈落の底へ真っ逆さまです。
そうです。
勉強はこの落下をどれだけ防ぎ、どれだけ遅れずに進んでいくかが最も重要です。
勉強が苦手だという人の多くは勝手に転げ落ちていくイメージです。
いいですか?
最初の「つまずき」で決して諦めないでください。
そこでしぶとく粘りましょう。
高校生は勝手に自分の限界を決めないように。
楽しい高校生活にどっぷり浸かってしまうと本当は光り輝くはずだった実力が錆びついて元には戻りません。
一人で頑張れない人は一緒に頑張りましょう。