退塾は悪なのか?
年間を通して辞める生徒というのは6人くらいです。
多いか少ないかはわかりませんが少ない方だと思います。
成績が上がらないから、という理由で辞める生徒はほとんどいません。
むしろ成績が上がっていても辞めるパターンがあって「指導が厳しい」のような理由が最多かと思います。
たしかに私が塾生に課す確認テストや勉強方法は厳しいレベルかもしれませんが、塾は学力をつけて成績を上げ、志望校への合格を勝ち取りに行く場所ですから仕方ありません。
いかなる理由であれ私との方針が合わないわけですから辞める生徒を引き留めたりする行為は一切しません。
ただまあ、どんな生徒であっても辞めていくのはちょっと寂しいですね。
先日、過去に辞めた生徒から「先生に会いたい」という申し出があり久しぶりに再会しました。
極めて珍しい出来事です笑
近況を教えてくれて、「今は別の塾で頑張っているけど中村適塾にいたときのような良い成績はとれてない」と話してくれました(なんで辞めたんだ君は??)。
でもどうやら共に勉強した時間は無駄ではないようで、暗記の仕方や間違えた問題の直し方、単なる丸暗記に頼るのでなく理解が大事だ、などを今も守っているから優等生扱いをされているようです(ホントかな??)。
まあでも、たとえ辞めても私の指導が彼の生きる糧の一部になっているのなら、それも素敵かなと思いました。