すこぶる低下する暗記力①
中1全体が毎年苦しむのは、中学内容の膨大な暗記量です。
結局、あれもこれも何もかも覚えていないと定期テストでは歯が立ちません。
何度も言いますが、暗記から逃げることはできませんし、すべての勉強はとりあえず覚えることから始まるのです。
ですが、最近の中学生の暗記力ははっきり低下してきています。
低下具合は驚くほどのスピードです。
これに伴い、国語の読解力や計算力が低下するのは言わずもがなです。
低下の要因をいろいろ想像するのですが、まず一つに、世の中の「時短」傾向がよくないのではないかと考えます。
インスタやyoutubeにおけるショート動画の流行がいい例ですが、通常の動画も2倍速で見たりする学生は多くいます。
大学入試の英語長文問題でも、時短についてのテーマ文はよくあります。
結論はわかりやすく、時短はあまりいい影響を生まない、というものです。
どんなことも短時間で済ませられると錯覚してしまうからのようですね。
短時間で済むかどうかは、その人の能力や容量次第です。
例えば、社会歴史の最初は四大文明の攻略です。
ですが、これは正直、勉強としてはとてもわかりやすいです。
だって、四大文明+ローマ帝国にまつわるそれぞれの内容を整理したら終わりです。
メソポタミア文明なら、チグリス・ユーフラテス川、太陰暦、くさび形文字、60進法、ハンムラビ法典
エジプト文明なら、ナイル川、太陽暦、象形文字、ピラミッド
みたいにまとめていきます。
それぞれが何なのかは、もちろん教科書で確認しましょう。
すると、ややこしい部分が浮き彫りになります。
例を挙げるなら、青銅器と鉄器です。
よーく教科書と問題集を照らして確認すると、
青銅器は、メソポタミア文明、インダス文明、中国の殷、で作られています。
鉄器は、オリエント(メソポタミア+エジプト)で登場します。
こういったことを一つずつまとめていけば、自然と基本は完成です。
しかし、時短でこのような手間を惜しむと、逆に多大な時間を費やすことになります。
