勉強に塾は必要ない?
塾をやっている身として挑戦的なタイトルでしょうか。
ですが塾の先生の中には「わざわざ塾に通う必要はない」と言う先生が多いです。
ただ私は塾が好きですし、日本の教育の「縁の下の力持ち」的役割を果たしているとも思っています。
夜遅くまで勉強して偏差値と格闘する小学生や中学生は不健康かもしれません。
成績のために家計に負担をかける教育費を、美味しいものを食べることに充てた方が幸せかもしれません。
暗記や計算を半ば強制される詰め込み教育よりも、自由にのびのびした学びこそ本来の学びの姿かもしれません。
そんな理由から塾や予備校について、そんなものなくてもいいんだよという考えがあるわけです。
実は私もこれに賛成です。なにせとても健全だからです。
学校の授業が最大限に機能して、生徒たちが十分に勉強できればそれで申し分ないはずです。
ただ、実際のところは残念ながらそうなっていない現状があります。
あらゆる社会変化や制度整備の中で、公共の学習システムだけでは成り立たない変貌を日本教育は遂げてきたわけです。
また、江戸時代頃から本格的な「私塾」が多く開塾し、さまざまな考え方や学問を広めようとした動きが日本国内で広まったのも影響があるでしょうか。
中村適塾の塾名にも引用している「適塾」もその一つですね。
日本において学習塾は間違いなく全国の子どもたちの学力を支えている存在です。
また、私なんかでも言われることがありますが、
「先生と出会って人生が変わった」経験を多くの日本全国の子どもたちがしています。
学問や勉強は、それほどに彼らの人生を彩る糧になりえます。
少なくとも私は、
多くの子どもたちにそんな経験をしてもらえるように、学びの隔たりがなくなるまで、
我が人生を賭してでも全力を注いでいきます。
