楽をしたい故②
では、公立高校はどうでしょうか?
これは今年の公立高校入試の出来栄えを考慮すればわかると思いますが、全体的にレベルの低下が顕著なのではないかと思います。
例年ならば、総合点数的に合格しない生徒でも、多くの公立高校で合格している現象が多数挙がっています。
大前提として、今年だけ偶然にもそんな現象が起こったのかもしれないので、これは経過観察が必要ですが、それでも多くの公立高校の受験生は応用を効かせた問題にほとんど対応できていないことが浮き彫りになりました。
たしかに、ひと昔前までの公立入試問題に比べれば難しくなっている(受験生たちにとって解きにくくなっている)とは思いますが、それでもとんでもない難問ではありません。
ただ、定期テストが少しずつ簡単になり、入試問題との傾向の差が大きくなりました。
おそらく、高校の先生方もこの状況に頭を抱えているのではないかと想像しています。
普段の勉強で今の入試問題に合わせていけば、「こんな難しいのテストに出ないじゃん!」とかなりますからね。
しかし、出ないからやらなくていいとはならないんですよね。
ここが肝心なところです。
なるべく楽をして定期テストの点数を取っていたら、なぜか入試問題では楽にならない。
ということが、今起こっているわけです。
また、実力のある公立高校にいくかどうかも非常に重要です。
それくらいに公立高校は次々と定員割れを起こしています。
生徒が集まらない高校がレベルを下げていくのは容易に想像できます。
楽をして合格できる公立高校を選んでいたら、知らぬ間に大学受験では大きく差をつけられる側になっているかもしれません。
