途中式の勘所①
算数や数学において、途中式は重要です。
とはいえ、そんなのいろいろなところで言われているので、多くの人が知っていることかと思います。
肝心なことは、何を大事にするかではないでしょうか。
夏休み中に、小6は円の面積を勉強しました。
円の面積は、公式自体もさることながら、応用問題になれば、扇形や円の一部の面積を求めるため、立てる式が一つではまとまらなくなってくる単元です。
よって、論理立てて一つ一つ必要な箇所を求めていき、最後にまとめる、ような作業を必要とします。
こんなときに役立つのが途中式です。
一つ一つの式を残していくことで、頭の中で考えている手順が可視化され、求め損ねなどのミスを防げます。
もし間違っていても、やり直しで自分がどこを間違えているのかに気付きやすいです。
なので私は、必ず途中式を書かせます。
ただし、
最初から途中式を書くことを強制にはしません。
算数・数学が得意な子は、途中式なんてなくても、あっさり正答に辿り着きます。
また、「途中式は大事だよ」と言ったところで、生徒たちには何が大事かなんて伝わらず、素直に途中式を書いてくれる子は少ないです。
ですから、最初は自由に答えを求めてもらい、もしそこでほとんど間違えず答えを出し続けるのであれば、途中式を強要することはありません。
逆に、間違えていればそこから完璧に途中式を書いてもらいます。
例え正解を出しても、途中式がなければ不正解でやり直しです。
こんな過程の中で、みんな途中式の必要性に気付きます。
