出会いと別れと数字
今年の春もありがたいことに多くの新しい塾生を迎えました。
ここから共に勉強できることを感謝いたします。
一方で、
ウチは小さな個人塾ですから退塾する生徒数はかなり少ないです。
ただそれでも、年に何人かはやめていきます。
この春先も、長く通ってくれて五教科400点以上の得点力をもった生徒や入塾して100点近く得点を伸ばした生徒がやめていきました。
どんな生徒もやめていくのは残念なものです。
塾をやめる場合の多くの理由は成績が上がらないから、が普通で多数派です。
しかし、最近は成績がよくてもやめていく生徒があらわれます。
10年程前の場合、成績が上がればその塾をやめることはまずなかったものです。
要因はいろいろあるかと思いますが、価値観の変動が大きいと感じています。
「勉強ができることがすべてではない」、「成績はそこそこに自分のしたいように勉強したい」、
という考えが増えたように思います。
昔「できない単元があれば居残りで対応します!」→「助かります!ありがたいです!」
今「できない単元があれば居残りで対応します!」→「いえ、そこまでしてもらわなくて大丈夫です。」
といったやり取りも増えました。
私は常々言っていますが、子どもたちの人生において勉強がすべてはありません。
勉強以外に、何か打ち込めることがあるなら、それを一所懸命にやればいいと思います。
しかし、勉強のいいところは「数値という絶対評価を手に入れることができる」ことです。
今や新卒の就職活動でも、大学でおさめた成績「GPA(Grade Point Average)」を確認し、企業は学生を評価します。
勉強は強いられる場面もありますし、自由を奪われるイメージもありますが、その代わり、がんばった恩恵は計り知れない程に大きくなります。
