楽をしたい故①
以前に、私立高校の授業料無償化により、私立高校の底上げが始まり、私立高校に入学するのも簡単ではなくなる。
というような予想を書きました。
が、
さらにその先の見通しを書いている塾がありましたので、紹介します。
結論から言いますと、私立も公立もいずれ大きくレベルを落としていくだろう、というものです。
え?なんで??
私もそう思いました。
これは、今の入試に対する子どもたちの姿勢と様々な制度設計にあります。
なぜここまで私立高校への進学者が増えたのか、と言いますと、そこそこの内申点(通知表の成績)があれば、苦しい入試勉強をしなくても楽して高校へ行ける。
そして、私立高校には多くの指定校推薦枠が用意されており、これまた楽して大学へ行ける。
手厚い指導が受けられるといった志望理由もあるにはあるでしょうが、このような楽ができる故にの志望が多いかと思います。
そりゃあ、誰でも楽して受験を乗り越えられるなら、まさに願ったり叶ったりです。
しかし、
これにより実力ある生徒層が私立高校へ流れないのではないか、そうして全体の実力が低下すれば進学実績が出ず、指定校推薦枠も緩やかに減少していけば、私立高校へ進学するメリットが減ります。
(指定校推薦枠とは、その大学へ優秀な生徒を多く送り出してくれている高校に対し、大学側が特別に設けている合格優先枠のため、実績が下がればその枠数は減少していきます。)
まあ、聖霊高校のようにとんでもない数の指定校推薦枠を持っているとか、どこの大学でもいいというのであれば話は別ですが、最初から推薦だけを頼りにした進学は危険になるかもしれません。
