数学を学ぶ意義
勉強をする意味っていうのはたくさんあると思いますし、人によって違うと思いますが、数学ほど実生活の役に立つ学問はないのではないかと思います。
ただ、円の公式や微分積分なんて普段の生活ではほとんどの人が使いませんから、どこで役に立つんだといわれるかもしれません。
大事なことは、数学の発想にあります。
高校生になると、よく「実験してみよう」と言います。
目の前の問題が、一体どうやって解く問題なのか、その糸口がわかりにくいものが増えてくるので、どんな法則が使えるか、自分が知っている定理のどれに当てはまるか、試行錯誤して確認する必要が出てきます。
こういった思考の中で大事なことは、「不変なものと変化可能なものを見極める」ことです。
例えば問題で、n=2と提示されたら、この条件は絶対ですが、n=2を値として式に使うなら、その使用する式は自由です。
つまり、この世には自分の意思で変えられるものと、変えられないものがあることに気づく、という点で数学は非常に有効です。
現実社会でいえば、法律のようなルールは自分の意思だけで急に変えることはできませんが、自分自身の考え方や行動はいくらでも変えられます。
どうがんばっても無理な点で労力を使っていると、ただただ疲弊してしまうだけですが、変えられる部分で正しく工夫すれば、いくらでも可能性が開けてくるわけです。
