経験と倫理①
最近は、ネットの繋がりが深いので、個人塾サロンの情報交換で大体欲しい情報が手に入りますから、便利な世の中です。
ただそれでも、今でも興味深い説明会やセミナーには足を運び、高校入試と大学受験の情報を仕入れています。
それにしても、大学受験の総合型選抜の広がりにより、高校側の姿勢も大きく変容してきています。
特に、商業工業系の高校はその変貌度合いがすさまじいです。
改革と言っても過言ではないでしょう。
テーマは「AIに負けない人間を育てる」といったところでしょうか。
AIがこれだけ普及している昨今、AIにできなくて、人間にのみできることを追求していかなければ、いずれ居場所を失う人が現れるだろう、という不安がありますからね。
こういうことを未然に防げるのが、教育のいいところです。
この姿勢により、ビジネス系の学科が増えたり、問題提起的な授業の増加で、「答えのない答え」を模索していく指導がかなり増えている印象です。
実際に企業を訪問するなどの、いわゆるフィールドワークのような取り組みも増えています。
これらは、高校生の段階から多種多様な経験を積み、その経験から現代社会に適応していくための正しい倫理観を身につける狙いがあるようです。
そうなんですよね。
どれだけAIを駆使しても、得られないものがいくつかあります。
その代表的なものが、経験と倫理、そしてそこから各自が導き出す哲学です。
